Google Chromeの最新版「Google Chrome 16」がリリースされています(Google Chrome Blog, engadget日本版, 窓の杜)。
Chrome 16の目玉はマルチユーザーのログイン&同期機能です。従来のChromeでも1つのGoogleアカウントを使ってブックマークや履歴、パスワードの同期が可能でしたが、これがマルチユーザーに拡張されています。つまり複数のアカウントを追加しておくと、アカウント間で簡単に環境を切り替えることができるようになります。
ユーザー追加と同期の一連の流れを確認してみました。
■ユーザーの追加方法
[オプション]→[個人設定]→[新しいユーザーを追加]で新しいユーザー「レモネード」を追加することが出来ます。
■ユーザーの切り替え方法
ユーザーを追加するとChromeのウィンドウの左上に「人形アイコン」が表示されるようになります。これがこのChromeウィンドウに関連づけられたアカウントを表しています。
アイコンをクリックし「レモネード」を選択すると、新しくつくられたユーザー「レモネード」と関連づけられたChromeウィンドウが開きます。Googleアカウントを使って同期する場合左上に表示されているアイコンのユーザーとそのアカウントが関連づけられます。
■まとめ
一人で複数アカウントを使い分ける場合はアカウントごとに環境を切り替えられるので便利かもと思いました。しかし、共用PCなどでは、パスワードなど個人情報を同期しないよう気をつけた方がよさそうです。OSのアカウント機能を使わず、Chrome自体にアカウント管理機能を追加したのはChrome OSで活用しようという意図があるのでしょうか?