Appleは本日、WWDC 2015の基調講演にて、「OS X」の新バージョン「OS X El Capitan」の発表を行いました。開発者向けベータは本日、一般向けベータは7月、正式版は秋に無料で公開されます。
OS X El Capitanでは、Spotlightの機能がさらに強化されたほか、メールアプリにスワイプでメールを削除できる機能が追加されたり、Safariのタブをピン止めすることが出来る機能が追加されたり、細かな改善が行われています。
目次
ウィンドウ管理の改善
OS全体に関わる部分では、スペースバーを使って複数のデスクトプを簡単に作ることが可能になり、またアプリケーションを簡単にサイド・バイ・サイドで表示することができるようになるなど、ウィンドウの管理を効率化する機能が追加されています。
パフォーマンスの改良
また予想通り、パフォーマンスの改善も行われていて、アプリの起動が1.4倍、アプリの切り替えが2倍、メールを表示するまでの時間が2倍、PDFをプレビューする時間が4倍(それぞれ最大)高速化されています。
その他iOSで導入されたMetalがOS Xにも取り入れられ、主にゲームに関するパフォーマンスが改善することが期待されています。