Appleは本日、OS X Yosemiteの最新安定版「OS X 10.10.4」正式版をリリースしました。YosemiteユーザーはMac App Storeから最新版をダウンロードすることができます(MacRumors、9to5Mac)。
OS X Yosemite 10.10.3では、Macの安定性、互換性、セキュリティが改善されています。リリースノートは以下の通りです。
- ネットワーク機能の信頼性を向上
- 移行アシスタントの信頼性を向上
- 一部の外部モニタが正しく機能しない問題を解消
- iPhoto ライブラリや Aperture ライブラリを“写真”用にアップグレードするときの信頼性を向上
- 写真やビデオを iCloud フォトライブラリに同期するときの信頼性を向上
- 一部の Leica DNG ファイルを“写真”に読み込むとアプリケーションが突然終了する問題を解消
- “メール”でメールメッセージの送信に時間がかかることがある問題を解消
- Safari で JavaScript に関する警告が繰り返し表示されてその Web サイトから移動できなくなる問題を解消
OS X 10.10.4は、新しい写真アプリや、絵文字の多様性など、目に見える新機能が追加されたOS X 10.10.3と異なり、"水面下の改善"が行われています。最大の変更点は、Yosemiteのネットワーク周りの不安定さの原因となっていた、discoverydのmDNSresponderでの置き換えで、Yosemiteリリース以来根強く続いていた不具合が、このリリースで完全解決することが期待されています。