Parallelsは本日、Mac用の人気仮想化ソフトの最新版「Parallels Desktop 12 for Mac」を発表しました。Parallels Desktop 10/11ユーザーは、5,300円で最新版にアップグレードすることができます(新規ユーザー向けの販売は、8月23日の開始が予定されているようです)。
Parallels Desktop 12 for Macでは、共有フォルダーへのアクセスが25%、サスペンドが60%、スナップショット作成が25%高速化し、バッテリー寿命が10%以上長くなるなどパフォーマンスが改良されたほか、Acronis True Image による高速増分バックアップにも対応しています。またmacOS Sierra ストレージ最適化機能を統合し、Windowsアップデートのスケジュールや、Windowsアプリをいつでも開くことができるインスタント起動機能などが追加されています。
主な新機能は以下の通りです:
- macOS Sierra 向けに最適化対応済み
- Windows のフォルダーパフォーマンスが最大 25% も高速化
- 500 GB のオンラインバックアップストレージ(1 年間)
- 没入感の高いプレゼンテーションモード
- すべてのファイルのアーカイブとパスワード保護
- Mac & Windows からのオンスクリーンのビデオ録画
- 他のたくさんの不可欠なツール & 機能
また同時にParallel Toolboxという単体アプリも発表されました。Macのメニューバー常駐型アプリで、画面の録画やスクリーンショットの撮影、音声の録画、ファイルのアーカイブ、ビデオ変換、ダウンロードなどのタスクを実行することができるツールで、Parallels Desktop 12のライセンスを所有していれば無料で使用することができます(もしくは10ドル/年)。こちらは8月23日公開予定とのこと。