MicrosoftがリリースしたWindows 10 Version 1607用の累積アップデート「KB3194798」では、インストール時に問題が発生するという報告が複数のユーザーによって行われているようです(Softpedia)。
現在Microsoftからは正式な対応策が公開されていませんが、ユーザーによって2つの回避策(ワークアラウンド)が編み出されている模様。
今回はこの回避策を紹介したいとおもいます。
目次
回避策1: KB3194798の手動ダウンロード
インストールが失敗する原因として、オペレーティングシステムがKB3194798のダウンロードに失敗している可能性があるようです。
このためダウンロードの失敗を回避するために、手動でKB3194798をダウンロードしてインストールするのが有効な場合がある模様。KB3194798 x86、またはKB3194798 x64をダウンロードし手動でインストールするとうまくいくかもしれません。
回避策2: Windows 10 1607 Scriptを実行する
もともとKB3194496をインストールできない問題を解決するために公開されたWindows 10 1607 Scriptですが、KB3194496だけではなくKB3194798にも有効だったという報告がいくつかあるようです。インストールできない問題の原因が同一だとしたらスクリプトを実行することで問題が解決できる可能性もあります。
まとめ
今回の回避策はユーザーによって発見されたもので、すべてのインストール問題を解決できるものかどうかは不明です。Microsoftの正式な対応策の発表に期待したいと思います。