ここ数年iPhoneの発売が近づいてくると、部品や図面などのリーク情報がインターネット上に流出し、メディアを騒がせるのが通例となっています。
iPhone人気を示す、証拠の一つともいえる現象ですが、AppleのCEOであるTim Cook氏は、増加するリーク情報によってiPhoneの売上げが悪影響を受けていると考えていることが判明しました(MacRumors、AppleInsider)。
Tim Cook氏は、Appleの第2四半期決算発表の場で、451 research surveyの9年ぶりのiPhone購入意欲の低下に関する質問にコメントし、調査結果を詳しくは確認していないとしながらも「早期のより多くの次世代iPhoneに関する情報」が売上げに影響を与えていると述べています。
Earlier and much more frequent reports about future iPhones
例えば「iPhone 8」で大きな変更が行われるという噂は、iPhone 7発売前から存在し、この噂情報の存在が、iPhone 7/7 Plusの買い控えにつながっているという考えかもしれません。
9to5Macの「iPhone 8の噂によって今年新型iPhoneを買うのを止めたか」というアンケートに対し、Yesと応えたユーザーが71%も存在することからも、その分析はあたっているといえそうです。