今年6月に開催されるAppleの開発者向け会議「WWDC 2017」ではひさびさに新ハードの発表があるのでしょうか。Apple関連の予想でおなじみ、KGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏がWWDC 2017で、10.5インチの新型iPad Proと、Siriに対応したスマートスピーカーの発表があるかもしれないと予想していることが明らかとなりました(MacRumors)。
まず新型の10.5インチiPad Proは、9.7インチモデルと類似のフォームファクターをもつものの、狭ベゼルデザインによってより大きなディスプレイを搭載することが可能になっているとのこと。Kuo氏は発表期待値を70%以上と見込んでいます。
The newly designed 10.5” iPad Pro will have a similar form factor to the 9.7” model, but will feature a larger display thanks to narrow bezels. The new design should improve the user experience and help gain traction in the corporate/ commercial sectors. We forecast 10.5” iPad shipments of 5.0-6.0mn units in 2017F, accounting for 15% of total 2017F
iPad shipments.
対してSiri対応のスマートスピーカーは、Apple初のホームAI製品でタッチパネルを搭載し、Amazon Echoのライバルとなる製品となる見込み。ただしこちらの期待値は50%以上と少し低くなっています。
In our April 28 Insight report (“Apple’s first home AI product to see cyclical shipments of over 10mn units; main competitor is Amazon Echo”), we offered estimates for the new home AI/ Siri speaker line. We also believe this new product will come with a touch panel.
WWDCは主に開発者向けのイベントでmacOS/iOSなどソフトウェアに関する発表がメインですが、稀に新ハードが発表される場合もあり、一般ユーザーの注目も集めています。