Sensor Towerのレポートによると、米国で最もiPhoneユーザーにインストールされている10個のアプリのサイズが2013年以降、164MBから1.8GBへ1000%の急激な増加を示していることがわかりました(MacStories)。
AppleはiPhoneの最小ストレージ容量を、2013年のiPhone 5sの16GBから、2016年のiPhone 7の32GBへと倍増させていますが、アプリサイズの増加はそれをはるかに上回っていることになります。
2013年以降のアプリサイズの増加率はアプリによってまちまちで、例えばSpotifyは6倍程度のサイズに留まっていますが、Snapchatはそれをはるかに上回り51倍に到達しています。
アプリサイズの増加グラフを確認すると、アプリのサイズの4GBへの制限緩和や、iOS 10導入など節目のイベントごとにサイズが急激に上昇していることがわかります。この傾向はゲームでも同様で例えば人気ゲーム「Candy Crush Saga」も48MBから233MBへ増加している模様です。
AppleはiOS 11で頻繁に使用していないアプリを自動的にアンインストールする機能を追加するなど、ストレージ管理機能の強化を目指しています