プログラミング言語「Red」の最新版v0.6.3が17日にリリースされました(公式ブログ)。Redはヒューマンフレンドリなシンタックスを持つプログラミング言語で、Windows / Linux / Mac用の実行ファイルやソースコードを公式サイトよりダウンロードすることができます。
v0.6.3の最大の新機能の一つとしては、GUIで利用するViewエンジンのバックエンドとしてmacOS GUIを公式にサポートしたことが上げられています。
RedのGUIは、プラガブルなバックエンドのサポートや、完全な2Dベクターグラフィックスのサポート(SVGの広範なサブセット)、直接的なリアクティブプログラミングのサポート、宣言的なDSLによるGUIの生成とレイアウト管理、宣言的なDSLによる2Dグラフィックスなどの特徴を持ち、macOSのバックエンドサポートでもWindowsなどとほぼ同様の機能を実現しています。
例えば以下のような記述によって、macOSのGUIを利用することができます。
その他言語のコア機能へのdate!型の導入や、ファイルを操作する新しいIO APIの追加、LibRedの改良など多数の変更が行われています。詳細は公式ブログで確認可能です。
なお今後リリースされる0.6.4ではGUIコンソールに、0.6.5ではAndroidにフォーカスした開発が行われる予定となっています。