Appleの次世代iPhone「iPhone 8/Edition」では、指紋認証機能のTouch IDが廃止され、カメラを利用した顔認証機能が導入されると予想されています。
Apple Payにも利用できる(はずの)Appleの顔認証機能の仕上がりに注目が集まるなか、一足早く発表されたライバルの「Samsun Galaxy Note 8」の顔認証機能は、顔写真を利用して簡単に突破できてしまうことが判明しました(9to5Mac)。
Web開発者Mel Tajon氏は、自分のスマートフォンでとった自撮り写真をNote 8にかざし、デバイスがアンロックできる様子を撮影した動画を公開しています。
Samsung Galaxy Note 8 Facial Recognition Test: pic.twitter.com/dVooMPMgfh
— Mel Tajon (@MelTajon) 2017年9月2日
FacebookiやInstagramのプロフィール写真でもロックの解除が可能だった模様。
顔写真で顔認証がだませてしまうのはGalaxy S8でも同様で、Samsung Payのような支払機能を利用するためには、顔認証は利用できず、虹彩認証や指紋認証といったよりセキュアな生体認証機能を利用する必要がありました。
今回の実験により、顔認証機能はGalaxy Note 8でもそれほど改善されていないことが実証できたのかもしれません。
一方iPhone 8/Editionの場合、Touch IDが廃止され、認証機能は顔認証一本に絞られるとの予想が有力です。顔認証だけでいかにセキュアな生体認証が実現されているのか、ライバルメーカーからも注目を集めそうです。