オブジェクト指向スクリプト言語として登場し、世界中で使われている「Python」と「Ruby」。同じ分野で使われることも多く、新しいプロジェクトなどで、どちらのプログラミング言語を採用すれば良いのか頭を悩ませている方も多いかもしれません。
今回Upguardが公開した「「Infographic] Python vs Ruby」は、この問題を解決するために参考になりそうな、PythonとRubyを比較するブログ記事です。
RubyとPythonそれぞれの優れた点が箇条書きでリストアップされているほか、視覚的に比較できるインフォグラフィックが掲載れています。
この記事によるRubyの利点は、以下のようにまとめられています。
- ブロックの使用
- 関数プログラミング
- フラグメンテーション(がない)
- Hashable/Unhashable型
- ミュータブル文字列
一方Pythonのメリットは以下の通りです。
- ネームスペースの取り扱いとモジュールに優れる
- 普遍的なイテレータ
- 内部関数
- 豊富なデータ構造
記事はRubyはRuby on RailsによってWeb分野で優れているのに対し、Pythonは科学技術計算機能で優れているため単純に優劣をつけることができないとまとめています。また比較的保守的なPythonに対し、Rubyは新しいものを積極的に取り入れる傾向があるともしています。
RedditはRubyとPythonのインデントの違いなど、その他の部分にも注目が集まっています。どちらのプログラミング言語を使うか迷っている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。