Consumer Reportsは9日、Appleが発売を開始したスマートスピーカー「HomePod」の比較テストレポートを公開しました。HomePodは高音質であるとしながらも、400ドルのGoogle Home Maxや、200ドルのSonos Oneといった、より安価な他社の製品のほうが音質面で優れていると結論づけています(MacRumors)。
HomePodは、Sonos OneやGoogle Home Maxのように音質面で「Very Good」の評価を受けていますが、後者の二つのスピーカーの方がより良い音を出していると評価されています。
Consumer Reportsが行った比較テストは、経験豊富なテスターが各スピーカーを「高品質のリファレンススピーカー」と聞き比べて比較するというものです。HomePodの場合、低音は強調気味で、中音域はやや濁り、シンバルのような高音は不明瞭な部分があったと説明されています。
HomePodの音質はユーザーや、メディアから高い評価を受けており、Consumer ReportsはApple製品に対して厳しい評価を下す傾向にあるため、差し引いて考える必要はあるかもしれません。