ウェブとアプリの両方の利点を兼ね備えたソフトウェアとして注目を集めている「Progressive Web App(PWA)」。最近はTwitter Liteのように、著名なアプリもPWAとして公開されてきていますが、MicrosoftはこのPWAをMicrosoft Storeの救世主として活用するつもりなのかもしれません。
今回、Redstone 4のリリースを直前に控えた今、Microsoft Storeに「Microsoft Store」アカウントのもと各種PWAアプリケーションが公開されて始めていることが分かりました(MSPoweruser)。
現在ストアには以下のようなアプリが公開されています。
- Skyscanner
- Student Doctor Network
- The Penny Hoarder
- OfferFinder.net
- ZipRecruiter
- Space
- oyster
- Men’s Wearhouse
- ASOS
- Build.com
- Airfarewatchdog
- myCARFAX
- Travelzoo
- daytrip
Microsoftは数ヶ月前にBingクローラーを用いてPWAを評価し、150万の候補が見つかったと報告しています。今後は評価の高いPWAがMicrosoft Storeで自動的に公開される仕組みが導入されるほか、開発者が自分でPWAを登録することもできるようになる予定とされていて、今回みつかったアプリはこの計画の第一弾だと見込まれています。
PWAは更新のたびにアプリをストアに登録する必要がなく、開発者が任意のタイミングで更新することができるというメリットや、基本的にクロスプラットフォームの技術であるため、プラットフォーム毎の対応作業が不要というメリットがあります。