Microsoftは4月10日(現地時間)に、Windows 10の大型アップデート「Windows 10 Spring Creators Update(仮名: Version 1803)」を公開すると見込まれています。
記事執筆時まだ正式版は公開されていませんが、Windows Insider Program参加者向けに公開されているbuild 17133はすでにRTMに到達しているとされ、実際正式版に近いバージョンだけが公開される「リリースプレビューリング」参加者に対しても同ビルドが公開されています。
今回は、このリリースプレビューリングに参加し、Windows 10 Spring Creators Updateを一足先に利用する方法を説明します。
Windows 10 Spring Creators Updateのインストール方法
Windows Insider Programに参加するにはWidnwos 10の設定プログラムを利用します。「設定 > 更新とセキュリティ > Windows Insider Program」を選択します。
▲Insider Previewの受け取りで「開始する」ボタンをクリックします。
▲アカウントを選んで開始で、自分のMicrosoftアカウントを追加します。
▲「どのようなコンテンツの受け取りを希望されますか?」で「早期更新プログラムだけを送ってください」を選びます。新しいWindowsビルドを入手せず、すべての最新のアプリ、ドライバー、および修正プログラムを受け取ると説明があり、これを選択することで「リリースプレビューリング」を選択したことになります。
▲指示に従って再起動すると「リリースプレビューリング」への参加が完了したことがわかります。
▲「Windows Update」で更新プログラムを確認すると「Windows 10、バージョン1803の更新プログラム」が表示されました。このまま更新を進めると、「Windows 10 Spring Creators Update(仮名: Version 1803)」がインストールできます。
まとめ
リリースプレビューリングは通常状態(プロダクションリング)にかなり近いものですが、完全に同じではなく、追加の累積アップデートが提供されることもあります。
Insider Previewビルドはいつでも停止できますが、更新頻度をできるだけ押さえたいという方は、今回の方法を使わず正式公開まで待った方が良いかもしれません。