Microsoftは5月3日、Windows 10の最新プレビュービルド「Windows 10 Insider Preview build 17661」をリリースしました(Windows Blog、MSPoweruser)。
公開されたプレビュー版は、Windows 10の次期大型アップデート「Redstone 5」の開発版ビルドです。Windows Insiders Programのオプションで、"Skip Ahead"を選択しているいないにかかわらず、Fastリングユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。今後当分の間、Fastリング/Skip Aheadユーザー同じRS5ビルドを受け取ることになります。
Build 17661の新機能は以下の通り:
モダンなスニッピング体験: 画面に表示された内容を取り込み注釈を追加することができるスニッピング機能が改善された。もともと「Windows Inkワークスペース」の一部として導入された「画面スケッチ」がアプリとして独立した。キーボードショートカット「Win + Shift + S」でスニッピングツールが呼び出せるようになり、素早く共有や注釈の書き込みが可能となった。
Sets機能のテスト: Skip Aheadを選択したすべてのWindows InsiderでSetsが利用できるようになった。FastリングユーザーでもSetsの試験を開始する。
Fluent Designの拡充: タスクビューにアクリルを導入: タスクビューの背景に柔らかいぼかしエフェクトを持つ「アクリル」が導入された。
Windows Securityの改良: Windows Defender Security CenterがWindows Securityと呼ばれるようになった。
その他ゲーム時の集中モードの改良や、サウンド設定の修正、Microsoft Pinyin IMEの改良が行われた他、HEICサポートの改善が行われています。HEIFのサポートはWindows 10 Insider Preview Build 17623(RS5ビルド)で導入されましたが、17661ではファイルエクスプローラーで画像を回転させることができるようになったほか、メタデータの編集も可能となっています。
公式ブログには、不具合の修正点や、既知の不具合もリストアップされています。インストールする前に確認しておくことをおすすめします。