リリース直後は多くの批判を受けたApple Mapアプリが、ついに大きく進化することになるかもしれません。Appleは本日、Apple Mapsカーや、高解像度衛星画像、iPhoneユーザーのナビゲーションセッションから匿名化して集められたストリートレベルのデータ等を使用して、地図アプリケーションを抜本的に再構築することを発表しました。
TechCrunchによると、来週公開されるiOS 12ベータで、サンフランシスコ周辺をサポートするのを皮切りに、今年の秋には北カルフォルニア全域をカバー、来年には全米地域に拡大する予定です。
今後基本的には独自データを用いた地図に切り替える意向のようですが、第三者による交通情報や、道路情報、歩行者の情報などのデータの使用を取りやめる計画は今のところないとのこと。
新データの使用によって、木々やビルの形、野球場やテニスコート、バスケットボールコート、歩道などこれまで表示されなかったデータが地図上に表示されるようになることが期待できます。