Linux開発者のLinus Torvalds氏は8月12日(現地時間)、Linux mainline Kernelの最新版「Linux 4.18」のリリースをアナウンスしました(Phoronix)。現在最新版のカーネルのソースコードを公式サイトよりダウンロードすることがきます。
本来の予定日より一週間遅れのリリースですが、Linus氏は一週間の余裕を有効活用し、ネットワーク関連コードやrfs8、その他機能のマイナーアップデートを行っています。
Linux 4.18ではオープンソースのグラフィックドライバのアップデートや、新世代のファイアウォール機能を提供するBPFILTERの追加、64-bit ARMに対するSpectre対策コードの導入など、さまざまな新機能の追加や変更が行われています。主な新機能はPhoronixにてまとめられています。
Linux 4.18の次のバージョンとなるLinux 4.19はかなり大きなアップデートになると予想されていて、場合によってはLinux 4.19がLinux 4系最後のバージョンとなり、その後Linux 5.0が登場する可能性も予想されています。
タイトル | Linux Kernel (mainline) | |
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公式サイト | http://www.kernel.org/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/2041-linux-kernel-mainline | |
説明 | 現在開発中のLinux Kernel。 |