Googleは先日、最新の安定版Chromeである「Chrome 69」を公開し、マテリアルデザインにのっとった新しいUIを導入しました。
新UIは丸みを帯びたアドレスバーやタブの形状が特徴的なモダンなデザインとなっていますが、なかには長年なじんできた以前のUIの方が良かったという方もいるかもしれません。
幸いそのような場合でも、Chromeの設定を変更すれば、以前のUIを使い続けることもできます。以下その方法を説明します。
目次
Chromeのフラグ設定を変更
ChromeのUIの設定は「chrome://flags」を利用して変更することができます。
▲Chromeのアドレスバーに「chrome://flags」と入力して設定ページを開き「UI Layout」を検索します(もしくは"chrome://flags/#top-chrome-md"を直接開きます)。
以前のChromeの外観に戻す場合、設定を「Default」から「Normal」に変更して再起動します。
▲アドレスバーやタブの形がシャープな以前のUIに戻りました。
なお項目に設定できるオプションの意味は以下の通りです。
名前 | 意味 |
---|---|
Normal | クラムシェルデバイス |
Hybrid | タッチスクリーン搭載のハイブリッドデバイス |
Auto | 不明 |
Touchable | Chrome OSなどのコンバーチブルデバイス |
Refresh | マテリアルデザイン |
Touchable | タッチデバイス向けのマテリアルデザイン |
まとめ
ChromeのUI設定は「chrome://flags」の「UI Layout」から変更することができます。将来的には戻せなくなる可能性もありますが、Googleが削除をアナウンスしていないため当面は利用できると予想されます。