Chrome 69では、Googleの各種Webサービスにログインすると、自動でChromeブラウザにもログインするように挙動が変更され、これを回避する方法が提供されていないことから大きな批判が巻き起こっています。
I’m still annoyed that Chrome has gone to mandatory Google login — exactly the same way Android did (and has received enormous criticism for) — and people at Google are acting like they’re surprised people are upset.
— Matthew Green (@matthew_d_green) 2018年9月22日
ジョンズ・ホプキンス大学のマシュー・グリーン教授らがプライバシー上の問題があるとの懸念を示しているなか、Googleはこの批判にこたえたブログ記事を公開し、10月に公開されるChrome 70では、自動ログインのオプトアウト機能の提供など各種の改良を行うことを発表しました(MacRumors)。
Chrome 70ではWebベースのサインインをブラウザのサイインインと連動させないオプション設定の追加や、サインインや同期状態をわかりやすく表示するUIの変更、Chrome 69では削除できないGoogle関連のCookieを削除できるようにするCookieの取り扱いの変更などが行われるとのことです。