Microsoftは2014年3月、MS-DOS 1.25と2.0のソースコードをComputer History Museumで公開しました。今回これに続き、同OSのソースコードがGitHubにて公開されています(Microsoft、Phoronix)。
Computer History Museumで公開されていたソースコードは圧縮アーカイブファイル形式でしたが、GitHubのリポジトリとして公開されたことで、ブラウザ上で閲覧・参照することがより簡単にできるようになっています。
ただしリポジトリは調査や実験目的のためのもで、リードオンリーに設定されているため、プルリクエストを送信することはできません。
ソースコードは以下のような特徴を持っているとのことです。
- MS-DOS 1.25と2.0のソースコードは全て8086アセンブリ言語で書かれている。
- 86-DOSの初期版のソースコードの日付は1980年12月29日。
- MS-DOS 1.25の日付は1983年5月9日で、COMMAND.ASMを含む7つのソースコードから構成。
- MS-DOS 2.0は1983年8月3日で、成長かつ洗練し100個の.AMSファイルから成り立つ。
- ソースファイルやオブジェクトファイルとともに、いくつかの興味深いドキュメンテーション(.TXT、.DOC)ファイルが含まれる。
なおライセンスはMITライセンスが採用されています。