Appleが先日発売を開始した「Mac mini 2018」は、メインメモリがユーザーによって交換可能であることが明らかとなっています。
当初はロジックボードを筐体内部から引き出す必要があることから、かなり難易度が高い作業ではないかと思われていましたが、お馴染みiFixitがメモリ交換手順のガイドを公開するなどして、徐々に具体的な方法が周知されてきています。
今回おなじみのテックサイト9to5Macが、メモリ交換を自力で行いたいDIY派をさらに後押ししてくれる詳細な動画付きのメモリ交換ガイド「How to upgrade RAM in the 2018 Mac mini and save money」を公開しています。
メモリ交換の基本的な流れは、これまで公開された動画やガイドと同じですが、掲載されている写真のクオリティが高く、コネクタの取り外し方など細かくて分かりづらい部分を詳細に確認することが可能となっています。
また交換可能なメモリの使用や、工具の一覧が掲載されている点も参考になります。
これによるとMac mini 2018で仕様できるRAMの仕様は以下の通りです。
- 最大64GBのRAMまで増設可能。8GBx2/16GBx2/32GBx2の構成。
- 2666MHz DDR4 SO-DIMMメモリ
- Unbuffered
- パリティなし
また必要な工具類は以下の通りとなっています。
- 帯電防止ストラップ
- オープニングツールまたはクレジットカード
- Spudger(スパッジャ。こじ開けツール)
- TR6トルクスドライバー
- T10トルクスドライバー
- T5トルクスドライバー
- ピンセット
なお注意点としてAppleがMac mini 2018のメモリ増設は、Apple StoreまたはApple正規サービスプロバイダを利用して行うことを推奨していることがあげられています。自力で交換と修理や保証が受けられなくなる可能性も考えられますので自己責任にて行う必要があります。