2019/05/13(月)更新: Arch Linuxの開発チームメンバーは、今回公開されたWSL Arch Linuxは非公式版で、商法上の問題を抱えているほか、pacman.confに非公式リポジトリを
追加していると指摘しています。外部のリポジトリ経由で改ざんされたソフトウェアがインストールされる可能性があるため、使用を差し控えた方が良いかもしれません。
ローリング・リリースを採用した軽量でシンプルなLinuxディストリビューションArch LinuxのWSL版「WSL Arch Linux」がMicrosoft Storeで公開されました(MSPoweruser)。
説明によると、WSL Arch Linuxは、Windowsで動作するArch Linuxで、Arch Linuxターミナルを実行し、bash、ssh、git、pacmanなどさまざまなArch Linuxコマンドを実行することができるとのこと。
使用する前に、設定のWindows機能の有効化または無効化から、Windows Subsystem for Linuxを有効にするか、PowerShellコマンドで、以下を実行する必要があるとのことです。
Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux
あとはcmd.exeから"archlinux"と入力するか、スタートメニューからArch Linuxを選択して実行することができます。
熱心なユーザーが多いことで知られるArch LinuxのWSL版が登場したことで、Linuxの実行環境としてWindows 10がより注目されることになりそうです。