Microsofが先日公開したWindows 10 Version 1903用の最新の累積アップデートKB4497935に、Remote Access Connection Manager(RASMAN)サービスが停止しエラー"0xc0000005"が発生する可能性のある既知の不具合が存在することがわかりました(Softpedia)。
現在同更新プログラムの既知の不具合の最後に以下の項目が追加されています。
不具合の症状は「Remote Access Connection Manager(RASMAN)が機能しなくなりエラー“0xc0000005”が発生する場合がある」というもので、イベントビューアにEvent ID 1000で、"svchost.exe_RasMan"と"rasman.dll"を参照するエラーが記録されることもあるとのこと。
ただしこのエラーはVPNプロファイルがデバイストンネルの有無の関わらず、Always On VPN(AOVPN)接続として設定されている場合にだけ発生する模様です。
回避策も存在し、グループポリシーやレジストリを編集し、既定のテレメトリー設定を構成する手順が案内されています。
Microsoftは問題の解決策を検討中で、今後のアップデートで修正を提供する予定です。