Microsoftは9月30日(現地時間)、Windows 10 WinRT API Packをリリースしたことを発表しました。
Windows 10 WinRT API Packは、Geolocation、Windows AI、Machine Learning、Bluetooth、XAMLコントロールなど、これまでWinRT(UWP含む)に独占的に提供されてきた技術をWPFやWinFormsアプリケーションから簡単に利用可能にするものです。
NuGetを利用して導入可能で、Windows 10 version 1803/1809/1903がサポートされています。
具体的にVisual Studioで使用する手順やサンプルコードも、Microsoftのブログに掲載されています。
private async void Button_Click(object sender, RoutedEventArgs e) { var locator = new Windows.Devices.Geolocation.Geolocator(); var location = await locator.GetGeopositionAsync(); var position = location.Coordinate.Point.Position; var latlong = string.Format("lat:{0}, long:{1}", position.Latitude, position.Longitude); var result = MessageBox.Show(latlong); }
上記コードはWPFメッセージボックスで、経度と緯度を表示するものとのこと。UWPコントロールをWPFやWinFormsで使用するためのサンプルコードもGitHubで公開されています。