AppleはmacOS Mojaveで、アプリのUIを暗い色で表示する「ダークモード」を導入し、macOS Catalinaではライトモードとダークモードを自動で切り替える機能も追加しました。
ただし、モードを切り替えるためにはシステム環境設定画面を開く必要があり、ワンクリックでダークモード、ライトモードを切り替える機能は準備されていません。
本日紹介する「Nightfall」はこのモードの切り替えをワンクリックで実行できるメニューバーユーティリティです。開発者Ryan Thomson氏によって作成されたSwift製のツールでMITライセンスのもとソースコードも公開されています。
以下使用方法を説明します。
Nightfallの使用方法
GitHubのリリースページから、Nightfall.dmgをダウンロードして開きます。
▲NightfallをApplicationsにドラッグ&ドロップすれば準備完了です。
Nightfallはいわゆる野良アプリなので、実行するには、アプリケーションフォルダを開き、Nightfallを選択して右クリックから「開く」で実行します(確認ダイアログでも再度「開く」を実行)。"System Events"を制御するアクセスを許可するか確認されますので、これも許可します。
メニューバーのアイコンを左クリックするとライト・ダークモードをトグルすることができます。
▲右クリックで「Preferences」を選ぶと上記のような画面が表示され、Smooth transition(モード切替時のアニメーション)の有無や、自動起動を設定することができます。Smooth transitionを有効にすると、「画面収録」の許可を与える必要があります。
ショートカットキーで切り替えたい場合は、システム環境設定画面を起動します。
▲「キーボード > ショートカット > サービス」で「一般」の中にある「Toggle Dark Mode」にチェックを入れます。デフォルトで「Ctrl + Opt + Cmd + T」が割り当てられています。
まとめ
Nightfallを使用すればmacOSのダークモード・ライトモードを簡単に切り替えることができます。頻繁にモードを切り替えたいという方は使用してみてはいかがでしょうか。
タイトル | Nightfall | |
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公式サイト | https://github.com/r-thomson/Nightfall | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7644-nightfall | |
説明 | macOSのダークモード・ライトモードをワンクリックで切り替えることができるツール。 |