Swift開発チームの情報によると、Swiftプログラミング言語v5.3でWindows 10のサポートが追加される計画が立てられている事がわかりました(The Register)。同時にサポート対象のLinuxディストリビューションの数もこれまでより増加する予定です。
SwiftはAppleが2014年のWWDCで発表した人気のプログラミング言語です。iOS/macOS用アプリの作成のため、Objective-Cの代わりとなる言語として注目を集めているほか、オープンソース化された汎用的でモダンなプログラミング言語としてサーバーサイドでの活用も進められています。
これまでSwiftはWindowsを公式にはサポートしていませんでしたが、v5.3ではWindows 10 v10.0.17763.0以降(Windows 10 October 2018 Update以降)がネイティブにサポートされることになります。ただし対象はバックエンド開発のみで、AppleのOSと密接に結びついているGUI開発は対象外となる模様です。
なお現状のWindows 10環境では、Windows Subsystem for Linux (WSL)を用いてSwiftコンパイラーを実行することができますが、WSL 1でREPLは正常に動作しないようです。