Microsoftは先日、Windows 10の各バージョンに対し、プロキシ特にVPN環境で発生するネットワーク関連の不具合を修正する定例外の更新プログラムKB4554364等を公開しました。
ところがこの更新プログラムを適用すると、Wi-Fi接続ができなくなると一部のユーザーが報告している事がわかりました(MSPoweruser)。
HTNovo.netによるとKB4554364を適用したWindows 10デバイスをWi-Fiモデム/ルーターに接続すると、以下のようなエラーメッセージが表示される場合があるとのことです。
Socket error 0×2200021
c:/windows/sywow64/appidpolicyengineApi.dll, instruction cannot be read
この問題をMicrosoftはまだ認識しておらず、公式の解決策は不明です。解決策が見つかるまで、KB4554364をアンインストールすることで問題を回避することは可能です。
更新プログラムのアンインストール手順は以下の通りです。
- 「設定 > 更新とセキュリティ」を開く。
- 「Windows Update」で「更新の履歴を表示する」を選択する。
- 「更新プログラムをアンインストールする」をクリック。
- 目的の更新プログラムを右クリックしてアンインストールする。
- 再起動する。