Windows 10の最新バージョン「Windows 10 May 2020 Update(Version 2004)」へアップグレードできない原因となっていた既知の不具合の多くが解決してブロックが解除され、残りの問題が3つにまで減っていることが明らかとなりました(Neowin)。
Windows 10 Version 2004の既知の不具合をまとめた公式ページによると、7月31日(現地時間)に公開されたオプションアップデートKB4568831で、以下の不具合が修正されています。
- 古いNvidiaディスプレイアダプター(GPU)の問題
- aksfridge.sysまたはaksdf.sysが存在する場合のデバイスの更新または起動に関する問題
- 複数のBluetoothデバイスとの接続が難しい問題
- Intel iGPU搭載デバイスで可変リフレッシュレートが期待通り動作しない問題
KB4568831はオプションアップデートだったためアップグレードブロックは解除されませんでしたが、その後この修正を含む8月の月例更新プログラムKB4566782が公開され、ブロックが解除された模様です。
現時点でWindows 10 Version 2004の既知の不具合は残り3件となっています。
- Conexant ISSTオーディオドライバを使用したデバイスのアップデート中、またはアップデート後のエラーや問題
- 特定のConexantオーディオドライバを使用したデバイスのアップデート中またはアップデート後のエラーや問題
- 特定のアプリでマウスを使ってドラッグすると、一部のIMEユーザーに問題が発生する可能性がある。
IMEの不具合は日本語および中国語IMEを使用しているユーザーが影響を受ける可能性があり、回避方法はこちらのページで詳しく説明されてます。