Appleは本日、iOS 14、iPadOS 14、watchOS 7、tvOS 14の各beta 6を開発者に対して公開しました(iDownloadBlog)。iOS、iPadOSに関してはパブリックベータ版も公開されています。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。Apple Beta Software Programに参加しているベータテスターは、同Webサイトを利用して最新版をインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
iOS 14 beta 6 | 18A5357e | 2020/08/25(米国時間) |
iPadOS 14 beta 6 | 18A5357e | 2020/08/25(米国時間) |
watchOS 7 beta 6 | 18R5368d | 2020/08/25(米国時間) |
tvOS 14 beta 6 | 18J5370e | 2020/08/25(米国時間) |
それぞれWWDC20で発表されたメジャーバージョンアップ版で、正式版は今年の秋に公開される予定です。
iOS 14では、ホーム画面ウィジェットや全てのアプリを自動的にまとめてくれるAppライブラリ機能の追加、コンパクトな着信UIの導入、ピクチャ・イン・ピクチャへの対応、メッセージ、マップ、Siriの改善、翻訳アプリの追加など、多くの新機能が導入されます。
iOS 14 beta 6の新機能
MacRumorsによるとiOS 14 beta 6の新機能は以下の通りです。
タイムピッカーのデザイン: iOSの時計アプリで、アラーム設定時などに使用するタイムピッカーのインターフェイスが変更され、時間の回りにオレンジのボックスが追加された。
空間オーディオ: AirPods Proの空間オーディオ機能追加のための作業が進められている。まだ機能は利用できないが、設定アプリのアクセシビリティセクションに空間オーディオのトグル「Follow iPhone」が追加された。
マップアプリのスプラッシュスクリーン: マップアプリに新しいスプラッシュ画面が追加された。サイクリングの案内や、キュレーションされたガイド、スピードカメラのサポートなどの新機能について知ることができる。