Microsoftが、Windows 10の更新プログラムKB4023057を更新し、最新の機能アプデートであるVersion 20H2に対応した事がわかりました(Windows Latest)。
KB4023057はWindows Update Serviceコンポーネントの信頼性を改善し、機能アップデートを円滑にインストールための更新プログラムです。以前から存在しますが、Windows 10の機能アップデートの配信に合わせて更新版が公開され続けています。
KB4023057の主な機能は以下の通りです。
- 更新プログラムのインストールを有効にするために、デバイスに長時間の起動状態を要求する場合がある。
- 問題が検出された場合、更新プログラムはネットワーク設定のリセットを試み、更新プログラムの正常なインストールを妨げている可能性のあるレジストリキーをクリーンアップする。
- 無効になっているか破損しているWindowsオペレーティングシステムコンポーネントが修復されることがある。
- 十分なディスク領域を確保するため、ユーザープロファイルディレクトリ内のファイルが圧縮される場合がある。
- Windows Updateデータベースがリセットされたり、Windows Updateの履歴がクリアされる場合がある。
Windows Updateで提供されていますが、全てのユーザーに対して提供されるわけではなく、必要に応じて自動的にダウンロードされます。
KB4023057は、機能アップデートの公開にさきかがけて更新されるため、Microsoftが21H1アップデートの準備をしている可能性があると見込まれています。これまでの情報によると、21H1は2月か3月にWindows Insiderにリリースされるのではないかと予想されています。