Counterpoint Research社が公開した市場データによると、Appleの小型スマートフォン「iPhone 12 mini」が、今年1月のスマートフォンのベストセラーリストのトップ5に入ることができなかったことがわかりました(MacRumors)。
2021年最初の月の全世界のスマートフォン売上データで、iPhone 12 miniは8位となっています。決して低いランクではないようにも思えますが、iPhone 12、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12 Proに苦和え、昨年のiPhone 11までもがそれよりも上位に位置していることを考えると物足りない結果ともいえるかもしれません。
iPhone 12 miniは予想よりもはるかに低い需要のため、Appleが生産を削減したとまで報じられています。カメラやプロセッサ、デザインなどはより大きな6.1インチのiPhone 12と同じですが、バッテリー容量の少なさや、小型のディスプレイサイズが不人気の原因ではないかと見込まれています。
なおiPhone 12 miniの不人気にもかかわらず、AppleはiPhone 13で5.4インチモデルを継続する計画があると伝えられており、A15プロセッサの電力効率の改善によってバッテリー持続時間が向上する事が期待されています。