Chrome 91がリリース - ファイルシステムアクセスの拡張とWebOTP API

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Googleは5月25日(現地時間)、デスクトップ版Chromeブラウザの最新版「Chrome 91」をリリースしました(Chrome ReleasesNeowin)。

Chrome 91.0.4472.77では深刻度Highの脆弱性8件を含む合計32件の脆弱性が修正されています。セキュリティ関連の修正の詳細はChromium Security Pageで確認可能です。

Chrome 91ではファイルシステムアクセスAPIの改良が行われ、ファイルの保存や読み込みの際に、ファイルの名前や保存場所に関する提案をウェブサイトが提供できるようになっています。またWebOTP APIが強化され、SMSからクロスオリジンiframeへのワンタイムパスワードの転送がサポートされました。

読み取り専用のファイルをクリップボードから貼り付けられる機能の追加や、HTTP、HTTPS、FTPサーバー接続用のポート
10080のブロック、HTTP/2接続によるセキュアなWebSocketリクエストのサポートなども行われています。

開発者向けには、CSSの@counter-styleルールの導入や、JSONモジュールのサポート、WebAssembly SIMDのサポート、3軸で重力を読み取るJavaScript GravitySensor APIのサポートなどが行われています。

新機能の詳細はChrome Platform Statusで確認することもできます。

S icon タイトル Chrome 安定版
公式サイト https://www.google.co.jp/chrome/browser/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/7003-chrome-stable
説明 Googleの開発するWebブラウザ。
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