Microsoftは先日「Windows 11」を発表し、Windows Insider Programに参加しているDevチャンネルユーザー向けにプレビュー版の提供を開始しました。
Windows 11は今年の秋に正式版が公開され、Windows 10ユーザーには無償アップグレードが提供される予定です。
この計画から考えると、プレビュー版が公開されたばかりのWindows 11はまだ開発の初期段階にあると考えられますが、著名な開発者Steve Troughton-Smith氏はWindows 11の場合必ずしもそうではないとコメントしています(Softpedia)。
TIL that Windows 11 Insider build is actually the RTM’d core OS for hardware partners. All the UX stuff they’ve kept in hiding, and Android support, will be added via software updates & Store updates. Benefit of decoupling your app platform from your OS, I guess 👀 https://t.co/qUhLV4M0dr
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) June 30, 2021
同氏は、Microsoftがインサイダー向けに提供しているプレビュービルドは、ハードウェアパートナー向けの準備が整ったRTM版のCore OSを含んでおり、隠されているUXやAndroidへの対応はソフトウェアアップデートやストアアップデートで追加されると説明しています。これはアプリのプラットフォームをOSから切り離すことのメリットだとのことです。
Windowsは通常、一般公開の1ヶ月前にRTMの段階に到達しますが、Windows 11の場合、Core OSはすでに最終段階に到達しており、Microsoftは今後UXに焦点をあてて、機能に磨きをかけていくだろうという主張です。正式公開までWindows Insider Program参加者向けに新たなビルドの提供が続きますが、同氏の主張が正しければ、今後は完成しているベースの上に新機能が追加されていくことになります。