Appleが今年発売するiPhone 13シリーズには「少し大きな」ワイヤレス充電コイルが搭載され、熱管理の改善や、ワット数の増加が期待できるとともに、双方向のワイヤレス充電機能が搭載される可能性があると、Max Weinbach氏が伝えています(MacRumors)。
この噂情報によると、Appleは次期iPhoneに搭載されるワイヤレス充電コイルを物理的に大きくすることを計画している模様。同氏は誘電のための表面積が増えることによって、AirPodsなどのワイヤレス充電対応機器をiPhoneの背面に置いて充電することができる、逆方向ワイヤレス充電に利用できるのではないかと推測しています。
今年の2月、BloombergのMark Gurman氏は、逆方向のワイヤレス充電機能が近い将来iPhoneに搭載される可能性は低いと述べました。しかしBloombergは最近、Appleが2022年に発売される次世代iPad Proに逆方向のワイヤレス充電機能を搭載することを計画していると報じています。逆方向のワイヤレス充電はデバイスのバッテリーを著しく消耗させるため、Appleは、iPhoneに比べて大きいバッテリーを搭載したiPad Proにこの機能を搭載することは意味があると考えているのかもしれません。