Windows 10の7月の月例更新プログラムで、パフォーマンスやオーディオ、タスクバーの問題が修正されていた

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Microsoftが先日公開した、Windows 10用の2021年7月の月例更新プログラムで、これまでに報告されていたさまざまな不具合が修正されていたことが分かりました。

Windows Latestによると、最新の更新プログラムで、ゲームをプレイする際などに発生していたパフォーマンス低下の問題や、オーディオの不具合、タスクバーやシステムトレイのボタンの破損という、Windows 10でこれまでに報告されていた3つの不具合が修正されているそうです。

まず、ゲームのパフォーマンス低下の問題は今年4月、Windows 10 Version 2004用のKB5001330を適用したユーザーから報告が始まり、Microsoftはごく一部のユーザーがゲームでパフォーマンス低下を経験する可能性がある事を認めていました。サーバー側の緊急パッチが発行されたものの、問題を完全に解決することはできず、7月のKB5004237によってようやく対処されたことになります。

また、一部の環境では高音のノイズが発生したり、オーディオ品質が低下するという問題も発生していて、Microsoftはステレオを使用しているデバイスではこの問題は発生しないとし、ユーザーに音声の再生方法を変更する回避策を提供していました。KB5004237によって、ドルビーデジタルオーディオを搭載した機器でも音声が正常に再生できることが期待できます。

Windows 10 taskbar bug

さらにKB5004237では、タスクバーやシステムトレイのアイコンが消えたり重なってしまったりする問題も修正されているようです。タスクバーの不具合は公式には認められていないもののの、Windows Latestのテストによると、KB5004237適用後に不具合が修正されている可能性があるとのことです。

KB5004237はセキュリティアップデートとして自動的にインストールされるはずですが、更新プログラムがインストールされていない場合は、Windows Updateを開き、「更新プログラムの確認」から手動でインストールすることもできます。

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