Apple、macOSのスキャナーの不具合を将来のアップデートで修正すると約束

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Mac scanner permission error

Appleがサポートドキュメント「'You do not have permission to open the application' when using a scanner on Mac」を公開し、macOSで一部のスキャナーが動作しない問題を認め、今後のOSアップデートで修正する予定だと説明しています(MacRumors)。

Appleによると、Macでスキャナをしようした際に、アプリケーションを開く権限がないことを示すエラーメッセージが表示され、その後にスキャナドライバの名前が表示される場合があるとのことです。この時表示されるメッセージは「コンピュータまたはネットワークの管理者に連絡してください」というものか、「Macがデバイスへの接続を開くことに失敗しました(-21345)」というものとのことです。

この不具合の影響を受けたユーザーからのコメントが、AppleサポートコミュニティRedditHPサポートコミュニティなどに投稿されており、macOS Big Surの複数のバージョンのユーザーが影響を受けているようです。

Appleは、この問題は将来のソフトウェアアップデートで解決する予定だと述べていますが、アップデートの提供時期は明らかにされていません。なお問題の一時的な回避策として以下の手順が紹介されています。

  • 開いているアプリをすべて終了させる。
  • Finderのメニューで「移動 > フォルダへ移動」を選択。
  • 「/Library/Image Capture/Device」と入力しリターンを押す。
  • 開いたウインドウで、エラーメッセージに記載されているアプリをダブルクリックする。これはスキャナードライバーの名前で、アプリを開いても何も発生しない。
  • ウィンドウを閉じてスキャンに使用していたアプリを開く。新しいスキャンは正常に行われるはず。後日、別のアプリでスキャンして同じエラーが出た場合は、この手順を繰り返す。

同サポートドキュメントはAppleが修正プログラムを提供した際に更新される予定です。

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