StatCounterの調査によると、2014年4月9日にサポート期間が終了した「Windows XP」が人気ナンバーワンを維持している国が存在することがわかりました(Softpedia)。
その国はアルメニアで、Windows XPのシェアは53.5%となっており、同国内部で使用されているPCの2台に1台が古いOSを使用していることになります。
Windows XPは2021年4月以降更新プログラムが提供されていないため、理論的にはそれ以降に発見されたすべての脆弱性に対するパッチが適用されていないことになります。各Windowsはベースとなるコードを共有しているため、Windows 7やWindows 8.1、Windows 10で発見された欠陥がWindows XPにも存在する可能性があります。
Windows XPから新しいWindowsに移行する際、新しいハードウェアを準備しないといけない場合もあり、新しいPC購入の必要性がWindows XPからの移行が進まない背景にあると見られています。
なおア、ルメニアでシェア2位は32.8%のWindows 10で、Windows XP以外の古いOSのシェアが全体的に高いというわけではないようです。