Intel、第12世代CPUでMicrosoft Plutonを見送り

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CES 2022で、AMDはモバイルAPU「Ryzen 6000 Rembrandt」を発表しました。

Ryzen 6000はMicrosoftが提唱する「Microsoft Pluton」を搭載したことでも注目を集めており、今後IntelプロセッサにもPlutonが搭載されることが予想されていましたが、すくなくとも第12世代のAlder LakeファミリーにPlutonが搭載されることはなさそうです(Neowin)。

Intelの広報担当者はThe Registerに対し、「Intelの第12世代プラットフォームはPlutonをサポートしない」と伝えたとのことです。

Intel's 12th Gen platforms do not support Pluton

Plutonは、CPU内部に存在し、バスインターフェイスに対する攻撃に対応できるため、TPM(Trusted Platform Module)よりもさらに優れた保護機能を提供するとされています。しかし、Intelは、Platform Trust Technology(PTT)と呼ばれる独自のTPM機能や、ESETと強力して開発を進めている第12世代vPro CPUのTDT(Threat Detection Technology)に自信を持っているようです。

Microsoft Plutonは、次世代OS「Windows 12」の最小要件に含まれるとも噂されていますが、Windows 11の要件はTPM 2.0であり、IntelはPlutonの搭載を急ぐ必要はないと考えているのかもしれません。次の第13世代(Raptor Lake)CPUでPlutonをサポートする可能性はあります。

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