Windows 11のファイルエクスプローラーに近々搭載予定の機能は、待望のタブ機能だけでないのかもしれません。Microsoftがファイルエクスプローラーに広告バーナーを表示するテストをしていることが分かったと、Florian (@flobo09)氏がTwitterに投稿しています(Neowin)。
Some people will go mad if Microsoft starts adding ads in explorer. pic.twitter.com/rusnyrYyX2
— Florian (@flobo09) March 12, 2022
Florian氏は、Windows 11のファイルエクスプローラーのスクリーンショットを公開しており、そこにはスペルや文法をチェックすることができるライティングアシスタント「Microsoft Editor」の広告が表示されていることがわかります。
現在広告の表示機能に関するA/Bテストが実施中とみられ、Windows 11のプレビュー版を使用している全てのユーザーに広告表示機能が導入されているわけではない模様。
MicrosoftがWindowsのさまざまな部分に広告を配置するのは、今回が初めてではなく、かつて、Windows 10でもファイルエクスプローラーにOneDriveのバナーが表示されていたことがありました。特に重要なEdgeやOfficeに関してはさまざまなバナーやプロンプトを使ってユーザーにアピールが行われています。
製品版Windows 11で同様の機能が追加されるのかどうかはわかりませんが、Windows 10から無料アップグレード可能なWindows 11では、OS本体のライセンス収入がそれほど期待できないだけに、Windows 11に最近導入されたビデオ編集ソフトなど、それ以外の集金方法が検討されているのかもしれません。