Microsoftは、Windows 11で「Bloom」と呼ばれる新しいデフォルト壁紙を採用しました。青を基調とした美しいデザインで、ユーザーからの評判も高い壁紙ですが、早くもデフォルト壁紙の地位が危うくなっているようです。
Microsoftは、Windows Insider ProgramのDevチャンネルユーザー向けに公開したWindows 11 Build 22598で、「Windows Spotlight」を新しいデフォルト壁紙とするテストを進めています。
Windows Spotlightは、Bingから様々な画像を取得して表示するWindowsの機能です。Windows 10ではロック画面の背景として使用することができましたが、Build 22598では、デスクトップの背景として設定できるようになっています。
Windows Spotlightを有効にすると、デスクトップに新しいアイコンが配置され、アイコンの右クリックメニューから画像を切り替えたり、画像の好き嫌いを判定したり、画像の詳細情報を表示したりすることができるようになります。Windows Spotlightで壁紙画像の詳細を表示すると、EdgeおよびBingが当然のように起動します。
ただし、デフォルト壁紙が変更されるのはクリーンインストールの場合だけで、既存の環境の壁紙が勝手に変更されることはありません。またDevチャンネルビルドの機能が製品版に導入される保証はなく、今後「Bloom」がデフォルト壁紙に戻る可能性もあります。
[via Neowin]