プログラミング言語「Rust」で書かれたオープンソースのオペレーティングシステム「Redox」の最新版「Redox OS 0.7.0」がリリースされました(公式ブログ、Phoronix)。2020年のクリスマスにリリースされたRedox OS 0.6.0以来のバージョンアップということになります。
System76のエンジニアJeremy Soller氏はRedoxの開発をゼロ始めました。Redox OS 0.7では、UEFIとBIOSの両方で同じように動作する刷新されたブートローダの導入や、その他多くのカーネル機能の改良が行われています。これには64ビットARM(AArch64)の初期サポートの追加や、すべての物理メモリのマッピング機能、インラインアセンブリコードの改善などが含まれます。
また、RedoxFSファイルシステムは Copy-on-Write(CoW)ベースに書き直され、Relibcライブラリや、Rustコンパイラの更新も行われています。
Redox OS 0.7の詳細とダウンロードはredox-os.orgで可能です。