iOS 16とiPadOS 16がどのデバイスをサポートするのか、具体的な情報はまだ報じされていません。しかし今週初めにiPod touchが製造中止になったことが、新しいOSの最小要件を示唆しているのかもしれません。
今回MacRumorsは、iOS 16とiPadOS 16で、3GB以上のRAMを搭載したデバイスのみがサポートされ、A9/A10 Fusionチップを搭載した「iPhone 7」など、多数のデバイスのサポートが打ち切られる可能性があると主張しています。
3GB RAMが要件となった場合、サポートされるモデルは以下の通りです。
iOS:
iPhone 6SiPhone 6S PlusiPhone SE (1st generation)iPhone 7- iPhone 7 Plus
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone X
- iPhone XR
- iPhone XS
- iPhone XS Max
iPod touch (7th generation)- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone SE (2nd generation)
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone SE (3rd generation)
iPadOS
iPad Air 2- iPad Air (3rd generation)
- iPad Air (4th generation)
- iPad Air (5th generation)
iPad (5th generation)iPad (6th generation)- iPad (7th generation)
- iPad (8th generation)
- iPad (9th generation)
iPad mini 4- iPad mini (5th generation)
- iPad mini (6th generation)
- iPad Pro (1st generation)
- iPad Pro (2nd generation)
- iPad Pro (3rd generation)
- iPad Pro (4th generation)
- iPad Pro (5th generation)
iPhone 7は2GBのRAMしか搭載されていませんが、iPhone 7 Plusは3GBのRAMを搭載しており、iPhoneではiPhone 7 Plusが最も古いサポート対象ということになります。iPadは、第3世代iPad Air、第7世代iPad、第5世代iPad mini、第1世代iPad Proが最も古いサポート対象となります。
規則を厳格に適用すると、同じiPhone 7シリーズでサポートされるモデルと、サポートされないモデルが混在することになり、ユーザーの不満が高まることにもなりそうです。また記事では、iPhone 8がサポート対象となっていますが、iPhone 8のRAM容量も2GBであるため、規則通りならiPhone 8もiOS 16にアップグレードできないことになります。iPhone 8はサポートが打ち切られるには新しすぎるため、今回の主張はあたらないのではないかとの指摘も行われています。