Microsoftは、Windows 11発表と同時にMicrosoft Storeを刷新し、大きな話題を集めています。
新しいMicrosoft Storeは使い勝手が大幅に改善されているだけでなく、これまで提供されていなかったWin32デスクトップアプリを初めとした、さまざまなタイプのアプリが入手可能となり、ユーザーがWindows用アプリをワンストップで見つけることができる場所になりつつあるのです。
今回、MicrosoftはこのMicrosoft Storeで公開されている優秀なアプリを表彰する「Microsoft Storeアプリアワード2022」を発表しています。
以下コミュニティの投票によって選ばれた「Microsoft Store Community Choice Awards」をご紹介。
ユーティリティ
ユーティリティ部門のグランプリはキャプチャツール「ShareX」と、回線速度測定ツール「Speedtest by Ookla」です。
準グランプリはBitTorrentクライアントの「Torrex Lite」と、画面録画ツールの「Fluent Screen Recorder」で、最終選考に選ばれたアプリは以下の通りです。
- 2fast: オープンソースのWindows用二要素認証ツール。
- Fluent Screen Recorder: 画面録画ツール。
- MyASUS: ASUSデバイスを管理するためのツール。
- Screenbits – Screen Recorder: 基本機能から上級機能まで搭載した画面録画ツール。
- ShareX: オープンソースのキャプチャ&共有ツール。
- Speedtest by Ookla: インターネット回線速度測定ツール。
- Torrex Lite – Torrentダウンローダー。
- Visum Photo Viewer: 写真アプリの代替。
- WiFi Analyzer: Wi-Fi回線の分析ツール。
ファイルマネージャー
ファイルマネージャー部門のグランプリは、オープンソースのファイル管理アプリ「Files App」と、起動可能なUSBドライブを作成する「Rufus」です。
準グランプリは強力なアーカイバ「8 Zip」と多機能ファイル管理ソフト「One Commander」で、最終選考に選ばれたアプリは以下の通りです。
- 8 Zip: ファイルの圧縮解凍を実行できるシンプルなアプリ。
- Files App: モダンなUIを採用したファイルマネージャー。
- HEIC to JPEG: HEICをJPEGに変換。
- IrfanView64: 高速動作の画像ビューアー。
- Metro Commander: Windows用のもう一つのファイル管理アプリ。
- Mp3tag: パワフルで使いやすいオーディオファイル用のメタデータ編集アプリ。
- NanaZip: 7Zipのサードパーティ互換アプリ。
- One Commander: 多機能ファイル管理ソフト。
- QuickLook: macOS風のプレビュー機能を実現。
- Rufus: 起動可能なUSBドライブを作成。
- Shrestha Files Pro: 新しくモダンなファイル管理アプリ。
オープンプラットフォームカテゴリ
UIのさまざまな部分を変更したり、一部の機能をより利用しやすくしたいユーザーのためのアプリ。グランプリはダークモードを自動的に適用する「Auto Dark Mode」と、モダンな音量調整を実現する「EarTrumpet」、フライアウトを改善する「ModernFlyouts」です。
コミュニティが選んだベストアプリのほか、Microsoftが選ぶ「Microsoft Store Editor’s Choice Awards」も発表されています。気になるかたはこちらで確認可能です。