Microsoftは本日、Windows 11のプレビュービルド「Windows 11 Insider Preview Build 22621.160」を、Windows Insider ProgramのBetaチャンネル向けにリリースしました(Windows Blog)。
Betaチャンネルは、製品版に近い体験をプレビューする場所ですが、DevチャンネルとBetaチャンネルは、並行して開発が行われるため、特定の機能や体験がBetaチャンネルに先に登場する場合もあります。Betaチャンネルで導入されたすべての機能が正式公開される事は保証されていません。
Windows Insider Programの更新オプションでBetaチャンネルを選択し、Windows 11のプレビュー版を使用しているユーザーは、Windows Updateを利用して最新版に更新することができます。
Build 22621.160の新機能
Build 22621.160の新機能は以下の通りです。
ファイルエクスプローラーのタブとナビゲーションの更新
ファイルエクスプローラーのタイトルバーにタブが表示されるようになった。
左側のナビゲーションペインのレイアウトも刷新され、重要なフォルダーへの移動が容易になった。新しい構成では、ピン留めしたフォルダやよく使うフォルダ(クイックアクセス)、Windowsに追加したOneDriveクラウドプロファイルに簡単にアクセスすることができる。
OneDriveクラウドプロファイルには、アカウントに関連付けられたユーザー名が反映される。ナビゲーションペインでデフォルトで利用可能な既知のWindowsフォルダは、「PC」の下に表示されなくなり、ドライブに焦点を当てた表示を維持する。ドキュメント、ピクチャなどの OneDrive に同期しているフォルダに移動すると、アドレスバーに正しいパスが表示され、フォルダがクラウド上にある場合とローカルにある場合を明確にすることができるようになった。
この機能は段階的に展開され、BetaチャンネルのすべてのInsiderにはまだ提供されていない。
なお、ファイルエクスプローラーのタブで、上矢印の位置がずれている既知問題は将来のアップデートで修正される予定です。
ファイルエクスプローラーのタブとナビゲーションの改善に関しては以下の記事でも紹介しています。