iFixit、M2 MacBook Pro分解動画を公開。M1 MacBook Proとほぼ同じ構造であることが確認

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M2 MacBook Pro iFixit teardown

おなじみの修理業者iFixitが、発売開始となったばかりのM2搭載MacBook Pro 13インチモデルの分解動画を公開しています(MacRumors)。

M2 MacBook ProはM2チップを搭載しているという事以外、先代のMacBook Proとほぼ同じ構造となっているようです。筐体、Touch Bar、ディスプレイは同じで、変更は内部構造に対して行われています。iFixitはほぼすべての部品が同じであることを確認し、一部のチップと一部の小さな部品が更新されていることを発見しています。

内部構造がほぼ同じであるため、iFixitは、M1 MacBook ProのケースにM2ボードをはめ込む事ができ、ボードを交換することはできるとしています。ただし正常に機能せず、M1チップとM2チップを交換すると、トラックパッド、キーボード、Touch IDセンサーが機能しないようです。これはYouTuberの改造の試みでも実証されています。

M2 MacBook Proの部品は物理的にM1 MacBook Proの内部に収まるため、iFixitはAppleがソフトウェアロックによって修理や交換を妨害する露骨な試みをしていると主張しています。

iFixitはまた、256GB M1 MacBook Proと比較して256GB M2 MacBook ProのSSDのベンチマーク性能が遅くなるというSSDの設計に関しても確認しています。M1では128GBのSSDチップを2つ使っていたのに対し、M2 MacBook Proでは256GBのSSDチップを1つ使っています。SSDチップを2つ搭載することで、同時に操作を行うことができるため、最大で2倍の速さで読み書きを行うことができます。Appleがこの変更を行った理由は明らかではありませんが、iFixitは部品不足が直接の原因であると推測しています。

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