Serifは11月9日、デザインツール「Affinity V2」を発表しました。
AffinityクリエイティブスイートのV2は、写真編集アプリ「Affinity Designer 2」、ベクタードローアプリ「Affinity Photo 2」、ページレイアウトアプリ「Affinity Publisher 2」で構成されており、それぞれ前バージョンと比較して多数の新機能が追加されています。
Affinityスイートに含まれる全アプリのmacOS/Windows/iPad版を利用できる「ユニバーサルライセンス」が導入されたほか、Affinity Designer 2、Affinity Photo 2、Affinity Publisher 2の個別ライセンス(プラットフォーム毎)の販売も行われています。
Adobe Creative Suiteのように、Affinityもサブスクリプションモデルに移行するとの噂が流れていたため、買い切りライセンスの維持はユーザーにとってうれしいニュースだといえそうです。
Serif社のマネージングディレクターであるAshley Hewson氏はプレスリリースで「1回限りの購入が可能であることは、最高品質のツールを手に入れることができなかった世界中の優秀で刺激的なクリエイターの多くにとって、Affinityが唯一の現実的な選択肢となることを意味します」と、ライセンスモデル重要性を説明しています。
現在発売記念の40%オフセールが開催されていて、これは、アプリストア経由で購入しているユーザーにアップグレード版を提供できない事への救済策だとのことです。期間限定ですので、ユーザーの方は早めにアップグレードを検討しておいた方が良いかもしれません。