Appleの最新のワイヤレスヘッドフォン「AirPods Pro」のノイズキャンセリング性能が、ファームウェアのアップデートによって徐々に低下しているのではないかとの報告が行われていることが分かりました(The Verge)。
AirPods Proを実際に所有しているユーザーからの不満が、MacRumorsのフォーラムなどに寄せられているほか、 Rtings.comが実施したテストでもノイズキャンセリング性能の低下(もしくは特性の変更)が確認されたとのことです。性能低下に関する不満は11月に公開されたファームウェア2B588から始まり、12月に公開された2C54でも継続している模様です。
なお今回報告されたようなファームウェアによる性能低下の問題は、AirPods Proに限ったものではなく、BoseのQuietComfort 35 IIや、Sonyの1000XM3など、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載した同種のヘッドフォンでも報告されています。
Appleがノイズキャンセリング性能を本当に低下させたかどうか確定しているわけではありませんが、強すぎるノイズキャンセリングによって、ユーザーが経験する可能性のある頭痛などの副作用を軽減するための処置ではないかと推測されています。
AirPods Proのファームウェアの更新はバックグランドで自動的に行われるため、性能低下を引き起こすとされるファームウェアへの更新を拒否するすべがありません。またノイズキャンセリング強度をユーザーが変更することも不可能です。実際にノイズキャンセリング性能が低下しているのならば、多数のユーザーが不満に思っても不思議はないかもしれません。