iPhoneやiPadなどのAppleのモバイル製品向けOSとして着実に開発が続けられてきた「iOS」。毎年一つつづバージョンが増加しているため、iPhone発売10周年を迎える今年は(記事執筆時は)「iOS 10」が最新版となっています。
本日紹介する「An Illustrated History of iOS」は、そのiOSの歴史を楽しいイラストとともに振りかえることができる特設Webページです。同様のまとめページをいくつか公開している、Gitクライアント「Tower」の開発会社Fournovaによって制作されました。
iOSの歴史は2007に公開された、iOSがまだiPhone OSと呼ばれていた「iPhone OS 1」から始まります。当時はスティーブ・ジョブズが健在で、iPhone OSに関しては、Mac OSと同じ基盤で動作しているソフトウェアであると短く触れられただけでした。
iPhone OS 2では、開発者向けにSoftware Developer Kit(SDK)が公開され、App Storeも開始。ここからiPhoneアプリの開発ブームが始まります。
その後もiOSの開発は止まらず、iOS 3でのコピーペーストの実装、iOS 4でのマルチタスクの導入、iOS 5のiCloudへの対応と次々と新機能が導入されていきます。
今年のWWDC 2017で「iOS 11」が発表されるのは間違いないところだと思いますが、これまでの歴史を振りかえりたい方は参考にしてみてはいかがでしょうか。