今年ついにOS X Yosemiteが公開されバージョン「10.10」に到達したMac OS Xの歴史をイラストとともに振り返ることができる「An Illustrated History of Mac OS X」が公開されています。公開したのはMac用のGitクライアントTowerの開発元で、関連性はよくわかりませんが、イラストの出来がよく各バージョンごとの説明もまとまっているので一見の価値はあると思います。
Cheetahから始まる
OS Xの歴史は2000年9月に公開されたOS X 10.0のパブリックベータ「Cheetah」でスタート。正式版「Cheetah」は6ヶ月後に発表され、Aqua UIが導入されるとともに、TextEditやPreview、Mail、QuickTimeといった今でも存在するアプリが公開されました。Cheetahは、RAM 128MBと800MBのディスクスペースを必要としていたそうで、さすがに今から考えると控えめなスペックで動作可能であったことが分かります。
Mac OS Xはその後10年以上を経てMavericksからついにネコ科シリーズを卒業し、Yosemiteにいたります。YosemiteではUIの刷新やiOSデバイスとの連携が強化されました。
今後OS Xがどのような進化の道をたどるのか想像すると楽しいと思います。