
Googleが開発中とされてきたAndroidのデスクトップインターフェースが、思わぬ形で初めて明らかになりました。Chromium Issue Trackerに投稿されたバグレポートに、内部テスト中の画面キャプチャが添付されていたためです(9to5Google)。
公開された動画はすでに削除されていますが9to5Googleによって保存され、Android Authority 2によってYouTubeにも公開されています。開発中のデスクトップ版Androidのコードネームは「ALOS(Aluminum OS)」で、ビルド番号はZL1A.260119.001.A1であることが確認されています(Android 16 ベース)。
テストに使われていたのはHP Elite Dragonfly Chromebook(Brya/Redrix)で、Googleが既存のChromebookハードウェアを使って開発を進めていることがうかがえます。
大画面向けに最適化されたUI
デスクトップ版のUIは、スマホやタブレットのUIとは異なり、背の高いステータスバーが採用されています。ステータスバーは画面上部に存在し、左側には「時刻(秒表示あり)」「日付」が、右側にはバッテリー、Wi-Fi、通知、キーボード言語、Geminiアイコン、画面録画UIなどが確認できます。
一方、タスクバー自体は大きく変わっておらず、現行の大画面向けAndroidと似た構成です。マウスカーソルの形状も変更され、デスクトップOSらしさを強めています。
分割表示やウィンドウ操作は ChromeOS に近い
ウィンドウ左上には、アプリ名が表示され、最小化/全画面/閉じるボタンは右上に存在します。分割表示機能も存在するようで、マルチタスクが強化されている様子も確認できます。ただし、ウィンドウ管理はまだ ChromeOS ほど洗練されていないという声もあります。
まとめ
Googleが既存のChromebook上でALOSを積極的にテストしていることを示す重要な証拠が発見されました。ChromeOSとAndroidの融合は長年噂されてきましたが、いよいよ実際の姿が見え始めたことになります。ただし動画は誤って公開されたもののようで、Googleが正式な紹介動画を公開するまでは、もう少し時間がかかりそうです。
